京都観光 世界遺産清水寺〜五条坂・茶わん坂~

こんにちは。
京都観光、してますか?
京都で一番人気の観光地となっている清水寺。
何度訪れてもいいところです。
いまさら感の強い清水寺、実は千年前から大人気だったそうですよ。
清水寺の魅力について調べました。
この記事見なくても清水寺、いきますよね?
ではいってみましょう!

京都は風情のある街ですから、季節によっても違う表情を見せてくれます。
清水寺は春の桜、秋は紅葉、初夏の新緑と冬に雪化粧するとまた素敵です。

一番人気の観光地であるがゆえ、人が殺到します。
いつ行っても混んでいて、だからこそ賑やかで活気があり、魅力がありますね。

そんな大人気の清水寺ですが、周辺の駐車場も結構高めに設定されていますから、離れた場所に止めるか、電車プラスタクシーで行くのもいいと思いますよ。
徒歩の場合のアクセスは京阪の清水五条から徒歩30分くらいです。
駅を降りるとタクシーが何台か止まっているので、タクシーでワープするのもいいと思います。



どうしても坂を歩いて登って、ショッピングも楽しみたいという人は、結構な坂道なので、歩ける靴で行った方がいいでしょう。
五条川端から五条通りを東へ進むと、陶器の商店が並んでいます。途中には若宮八幡宮がありますが、ここが陶器の神様だそうです。
この辺りは古くから清水焼などの焼き物を作っているんですね。
年に一度陶器市が開かれていますが、若宮八幡宮を中心に露店が並びます。
陶器市の時期に合わせて清水寺へお参りするのもいいんじゃないでしょうか。

東大路を渡りますと、右手に大谷本廟を見ながら五条坂を上ります。上り始めるとすぐに、

本家八ッ橋

というお店があります。

京都といえばおみやげは八ッ橋という方もいらっしゃると思いますが、ここの八ッ橋は高速のSAなどで見かけたことはありませんので現地で買った感が強いと思います。
味も濃厚で美味です。試食させてくれますのでお好みのテイストの八ッ橋を探してみるのも楽しいです。
期間限定モノもたくさんありますしね。

さらに上りますと、左手にマンションを見ながら、右手にはコインパーキングを見ながら、変則の四つ角にさしかかりますが、ここに

きき酒処336

というお店があります。
336は「さんさろ=三差路」からとっているそうです。
昼間っから聞き酒なんて贅沢ですよね。非常に素敵な店構えで、こんなところで飲んだらさぞかし酒がうまいだろうなと思います。

このお店のあるところが五条坂と茶わん坂の分岐です。その日の予定に合わせて進む道を決めてくださいね。
二年坂と産寧坂からの八坂の塔、高台寺、圓徳院という王道コースならば、坂道がちょっと急だけど茶わん坂から登るのも素敵なお店を見ることができていいと思いますよ。
五条坂のほうが賑やかといえば賑やかですが、人も多くて歩きづらい感があるので、私は茶わん坂から登るのが好きなんです。



茶わん坂ルートで進みますと、きき酒店のすぐ上、道路の反対側にローソンがあります。
このローソン清水茶わん坂店もなかなかの店構えです。
外観は和風です。中にはお土産品もありますし、トイレも貸してくれますので助かりますね。
イートインスペースも立ち食いですが設置されています。
※と思ったのですが、ローソン、撤退していました。ショック!

五条坂のほうは道の両側にお土産屋さんや陶器のお店がたくさんあって全く飽きません。
外国人向けの着物レンタル屋さんとか、染物のお店、抹茶ソフトクリーム、仏像のガチャ、いろんなところに仕掛けがしてあって、感性を刺激されます。

陶器のお店でいいなと感じたのは、

東五六

というお店です。大きなお店で見るだけでも楽しいですよ。清水寺といえば伝統工芸ですから昔風のデザインばかりかと思えば、若い作家さんによる斬新なデザインの清水焼もたくさん置いてあります。

そして東五六さんの向かいには、五条坂にワープする路地がありますので、五条坂のお店に行きたい方は階段に気をつけて進んでください。

茶わん坂を進みますと、東五六さんよりも坂の上に、小物を扱う、

おおはし

というお店があります。京小物の雑貨屋さんで、ちょっとしたお土産を買うのにいいと思います。

さらに坂を登って右側にあるコインパーキングはパークファースト清水茶わん坂ですが、坂を登ったあたりではかなり安いほうかと思いますので、車で来られる方は空いているかどうかチェックしてみてはいかがでしょうか。

パークファーストの向かいには、

朝日堂

という、これまた素敵な陶器屋さんがあります。作家さんの単位で商品を並べてあり、それぞれの個性が発揮された焼き物に出会えますよ。店構えは上品で洗練された感じです。二階はカフェになっていますが、素敵な焼き物で美味しいお茶をいただきたいですね。



さあ、ここまで登れば清水寺はすぐそこです。あと一息、がんばって登ってください。

清水寺に着きますと石畳になりますので、左に歩いて行くと、真っ赤な仁王門があります。多くの方が写真を撮るスポットになっていますね。

清水寺は朝6時から拝観を受けてくれますので、人のいない状態の写真を撮りたければ早起きは必須ですよ~。

仁王門を過ぎてまっすぐ歩くと左手には鐘を見つけることができます。鐘楼です。

まっすぐ歩くと、随求堂と呼ばれる建物があり、お胎内巡りの受付をしています。いったい何のことかといいますと、お祀りされている秘仏の胎内に見立てた空間の中で、随求石という梵字の刻まれた石を回しながら願いを込めるということです。この空間が真っ暗なんです。左手に綱を持ちながら階段を降りて、手探りで進むこの体験は、不安と戦う心の勝負といってもいいでしょう。ハッキリ言って怖かったです。

暗闇の中で一筋の光を求める、不安と戦いながらも進むしかないという教えなのかもしれません。外に出られた時は心がスッキリしたように思います。

随求堂を出て、三重の塔と経堂の間を進んで行くと、ここが拝観受付になっています。受付を済ませて中へ入る前に、ここでもいい写真が撮れますよ。

轟門をくぐって本堂へ向かいましょう。轟門の両サイドでは広目天と持国天がバッチリ守りを効かせています。

正面には特大サイズの錫杖が置かれています。持ち上げることができるかどうかとチャレンジしてみてください。男性の方であれば小さい方は上がるかなと思います。大きい方はどうでしょう。ビクともしませんでした。

中を進むと真っ黒な大黒天さまがいます。愛敬のある表情と、デフォルメされた感じの体型です。出世大黒と呼ばれており、まつられる場所がどんどんいい場所になっていったことからそのように呼ばれているんだそうです。

右手には清水の舞台が見えてくると思います。滋賀の石山寺にも舞台構造がありましたが、これほど大きな舞台構造はなかなか見ることがないと思います。

今回の参拝では本殿の工事中ということでしたが、逆にこの状態の清水寺を見ることはなかなかできませんよ。

ご本尊は千手観音さまですが、33年に一度しか開帳されない秘仏とされているそうです。なので中央に向かってお参りしてください。

縁結びの地主神社も本当にすぐなので、立ち寄りましょう。
目をつぶって石から石へたどり着くと、いいご縁に巡り合えるとか。

本堂から出たところに社務所があり、隣に御朱印をいただける場所があります。

ご本尊さまの大悲閣

阿弥陀堂の阿弥陀如来

他にもいただける御朱印があるようですので、集めている方は朱印所で聞いてみてはいかがでしょうか。朝倉堂や子安の塔の近くにある泰産寺の御朱印も受けてくれるようです。奥の院では奥の院の御朱印を受けていただけるようです。

黄土色に舗装された歩道を歩いて、ゆっくりと山を下ってください。下ったところから、左に流れると、子安の塔と泰産寺があります。目の覚めるような朱色の三重塔は本当に美しく素敵な建物です。安産の神様がまつられているそうです。

結構歩いて疲れてしまった方は、お茶屋さんで一息ついてください。お座敷に上がって抹茶や甘味などはいかがですか。楓の葉が季節ごとの魅力を振りまいてくれますよ。

お茶屋さんからすぐのところにあるのが音羽の滝です。清水寺の名前の由来は音羽の滝を流れる清水なんですよ。滝を正面にみて、右から健康、恋愛、学業です。

どれか一つしか飲めないって訳ではありません。効果がなくなるよってことらしいです。大人気なのですごい行列ですから、欲張らないで一つだけにしてください。

実際は滝の内側からステンレスの長柄杓で水を受けることになります。手前が健康、真ん中は恋愛、奥が学業です。命あっての物種ということで私は健康をお願いしました。

ちなみにステンレスの長柄杓ですが、紫外線滅菌してありますので大丈夫かと思います。滅菌する暇ないくらい人が来ますけどね。

どうでしたか?清水寺にお参りしたくなりましたか?

もう一度言いますけど、いつ行っても素晴らしいですよ。

桜や紅葉のド派手なライトアップもいいですけど、普通の清水寺が良いんです。

清水寺を出た後は、五条坂を下るのか、二年坂産寧坂を進むのか、お好みのルートを選んで、素敵な旅にしてください。

二年坂産寧坂コースはまたレポートすることにします。

ありがとうございました。


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1件の返信

  1. 2018年12月4日

    […] 京都観光東山エリアモデルコース 世界遺産 清水寺 この辺りで食事をするならプラス1時間とりましょう。 […]

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