秋に鳴く虫 いい音色は?

肌寒い。もう九月も終わる。

夜になると外では虫たちの大合唱である。

鳴く虫ってたくさんいるはずだが、この音色がどの虫かって全然知らない。

昆虫好きの男の子に育ったのだが、秋の虫はカマキリに夢中で、との虫がどんな鳴きごえかっていうのは、図鑑のカタカナでしか知らないのだ。

だから捕まえて確かめようと思う。

そんなわけで子供達と昆虫採集である。

公園の草むらでは、昼間からリーリーいってる。
でも丈の長い草むらだと、追い込むのも大変で、やっと歩道に追い出しても、連続ジャンプで反対側の草むらに逃げて行ってしまった。

奴らも必死である。
わけわかんない大人に捕まって、鳴かされる虫人生なんて嫌なんだろう。
だからせめてつがいで捕獲してあげようと思っている。

今回はエンマコオロギのオスと、ミツカドコオロギのオスを確保した。
エンマコオロギは特にすごい大きな声で鳴いてくれる。
カタカナで表現するなら、
「コロコロコロリーリーリー」
である。
まだミツカドコオロギは鳴いてくれない。

エサは炊いた米の残りとか、魚の余った切れ端とか。
図鑑ではきゅうり、ナス、煮干し。
土は人差し指第二関節まで入れて、多少の隠れ家として雑草を掴んで入れてあげれば、エンマは勝手に隠れ家を作るので心配なさそうだ。

今度は捕獲のトラップを使ってなんとかもうすこし楽に捕まえよう。
あー、疲れた。
写真は今度にしてください。

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