彼の国の裁判所がやってくれた

スマホに臨時ニュースが飛び込んできたので何かと思ったら、

彼の国のの最高裁判所が徴用工の問題をめぐって、新日鉄住金に損害賠償を命ずる判決を出しました。

っていう内容だったのだけど、どういうことなんだ。

太平洋戦記中、日本企業に不当に働かされたという主張で、一人当たり1000万円の支払いを命じたそうだ。
これを認めてしまうと、同じような主張をする奴がゴロゴロ出てくるのではないか。

彼の国の政府は、
司法としての判断を尊重する
ってコメントしているようだが、日本との関係悪化は避けたいんだと。

彼の国の裁判所は戦争中の話をしている。
その問題は不可逆的かつ永久的に解決したんじゃなかったのか。
いつまでも謝罪と賠償金を求め続けているということか。
国が主導してその訴えは退けないとおかしいだろう。
そういうことを訴える人に対して、日本からこれまで払った賠償金を充ててあげればよかったのではないか。

彼の国の裁判所は三権分立が成り立っているのかな。
司法が行政から影響を受けていないのかな。

行政は解決したという見解だとしても、司法は未解決のものがあるから賠償金を請求すべしという判断をしたのだろうか。
いくらそれぞれ独立した権力を持つとはいえ、国際問題に発展する可能性が極めて高い判決であり、著しくバランス感覚を欠いていると言わざるを得ない。

彼の国の最高裁が賠償金支払いを命じるのは日本国ではない。
日本企業の新日鉄住金だ。
日本と韓国の間では不可逆的かつ永久的に解決したけれど、日本企業とは未だに解決していないのだという主張なのだろうか。
このままでは日本企業が著しい不利益を被ることは必死である。
新日鉄住金は彼の国から搾取され続けることになる。

彼の国の裁判所というのは、国民世論に大きく影響されてきたように感じる。
法律よりも世論なのだ。
歴代大統領が次々と逮捕され、重い刑を課せられている。
そのため政府が裁判所に強く出れないということか。
政府関係者としては、自分たちが裁かれることがないように、裁判所にとって目立った存在になりたくないから、その決定を尊重したといい、放置するのか。
実は逆で、裏で政府が糸を引いてこのような判決を出させたのか。

この判決を速報で流してくるメディア各社の対応はどうなんだろうか。
お隣の国の裁判所がギャグとしか思えないトンデモ判決を繰り出しているという爆笑ニュース速報なのか、またバカなことを言っているから毅然とした態度で一蹴すべしという論調なのか、よくわからない。

安倍総理は、
解決した話を蒸し返している
断固として抗議する
という趣旨で話をしていた。
国益を守るため、頑張ってほしい。

日本をナメるなよ。

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