千葉県野田市の父親による娘虐待

どうもこんにちは。悲しいニュースです。

父親から執拗に暴力を受けていた10歳の娘さんが、自宅で亡くなっていたという事件です。

父親は我が娘を手にかけてしまったということですでに逮捕されています。

家族は昔沖縄に住んでいて、その頃から児童相談所案件だったそうです。

悲しいかな、児童相談所の職員は自治体の職員が、異動でコロコロ変わってしまうのです。そこに深い専門性を持って、先を見据えて対応できる人材が育ちにくい環境にあるのでしょう。

普段どんな業務をしているのか知りませんが、他人の家庭のいざこざに付き合わされるのは本当にストレスだと思います。家庭の中でも解決、完結させてほしいもんですよね。

しかしながらそれが機能しない家庭もあるんでしょう。そんな時に頼れる専門の職員を養成する必要があるのではないでしょうか。

もうひとつ、今回のケースで気になったのは、小学校で行われたアンケートで、娘さんはSOSを発していたということです。

お父さんにいじめられる

そう書いたところ、その結果が、当の本人である父親に通知されたという、残念すぎる対応です。

担当者、バカなのかな?それを父親に通知したらどうなるかわからなかったのかな?ここら辺の感覚は一般人とズレてるとしか言えないです。

本人とちゃんと話したんでしょうか。しっかり聞き取り出来れば、父親の元には返さないという判断はできたと思います。

体にもあざがあったそうですが、見抜くことはできなかったのでしょうか。残念でなりません。

親から虐待を受け、助けを求めることって、10歳の子にできるんでしょうか。アンケートを取るとこまでは仕組みとしてはいいと思います。

その結果に対して、学校がどこまでできるか、児童相談所にお願いするのか、今回は警察に頼むべきだったのではないでしょうか。

そして、親元から離してあげることができれば、このような悲しい結果にならなかったのではないでしょうか。

追記

野田市の会見「(教育委員会は)恐怖感に屈した部分が多かった。一時保護に納得できない訴訟も辞さないというような怒りを鎮めるために、恐怖感から(アンケートを)出してしまった部分が大きい」

だそうです。危ない時は訴訟でもなんでもやらせればいいと思う。役所の人は面倒な親を相手にしたくなかったのではないでしょうか。気持ちはわかるけど、子供の気持ちには寄り添えなかった。

保護された時には父親に連絡するように念書かかせてたらしいが、こういうのをモンスターペアレンツって言うんじゃないのかな。こういう脅しに負けないでもらいたいです。

※追記ここまで

児童相談所の専門性強化とアンケート結果に対するアクションの見直しが必要です。

ではまた。

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