連れ子のいる母親と再婚するという悲劇

9歳の男の子が行方不明になったということから、自宅の直近で遺体が発見されたというニュースが流れて、戦慄を覚えました。

子供さんがいる人は驚いたことでしょう。おちおち塾にもひとりで行かせられないという気になります。通り魔的な殺人が行われる恐怖は相当なものです。

だんだん詳細が報道されていくと、状況が変わってきました。

学校から帰ってきた9歳の子は、当日英会話塾に行く予定だったのです。

通報者は夜帰宅した42歳の母親で、母親は教師として働いているようです。

家には32歳の無職の旦那がいて、英会話塾に行ったまま帰ってこないという申し立てのようです。

英会話塾のほうは、今日は9歳の子が来ていないということで、発見現場の周辺からは不審な男の目撃はないということでした。

9歳の子は靴を履いていなかったようで、発見場所は自宅の集合住宅の向かいの部屋の、電気メーターやらガスメーターやらがある狭い場所でした。

この状況で、あぁ…と思うでしょうね。報道を聞いた人の8割以上は思ったんじゃないでしょうか。

32歳の旦那の犯行だということを。

42歳の母親と32歳の無職旦那と9歳の子というだけでも、家族構成にハテナがつきませんか?予断はいけませんが、私はこの家庭になんかあったんだろうなと思います。

42歳の母親は再婚相手に連れ子を殺されてしまったのです。そこまでして再婚する必要があったのかなと。

さらなる報道では、42歳の母親と9歳の子は、32歳無職旦那と再婚する前、父親とお兄ちゃんがいたそうです。

四人家族は2人ずつ離れ離れになったんですね。

どんな理由で別れたのか知りませんが、母親の方に子供を連れて行くのが一般的かなとも思います。今回は母親の方に原因があったのでしょうか。

お兄ちゃんと一緒に父親に引き取られていれば、このような悲劇は生まれなかったはずなのに。

毎日を過ごしてきた父親とお兄ちゃんの代わりに、よくわからない若い男と同居するのは苦痛だったでしょう。

どんな子にも特性があるように、この子はものをなくす癖があるようで、母親からは学校に相談していたそうです。

当日は帰宅して、学校で使う赤白帽をなくしてしまったということを継父に話をして、咎められたのでしょう。

本当のお父さんじゃないヒモ男に、お前なんか本当のお父さんじゃないと言い放ったのでしょうね。

それはまぎれもない事実なのです。

そうした子供の発言を包んであげられなければ、本当の親になんてなることはできません。

カッとなってヒモで首を締めたという供述をしているようですが、抵抗のあともほとんど見られなかったようですので、いかに強い力で締め付けたのかわかると思います。

正面から締めたのか、こっそり近づいて後ろから締めたのかわかりませんが、抵抗する間も無く亡くなってしまったのでしょう。

ご冥福を心からお祈りします。

この子とっては、お父さんとお兄ちゃんと離れ離れにされて、知らない男と一緒に生活をさせられる訳で、苦痛でしかなかったでしょう。

子連れの再婚というのはやはりハードルが高いと思うわけで、テレビのお見合いとかでもそれを理解してくれる人でなければ再婚できません。

少しずつ子供と再婚相手を慣らしていって再婚に踏み切ることになるのでしょうか。

今回のケースがどのような再婚だったのか知りませんが、そうしたステップを省き、子供の心を無視した、親のエゴ再婚であったらなら不幸です。

自分よりも10歳若い無職の男と一緒にならなければいけない理由はなんなんでしょうか。

子供よりも大切なものがそこにあったのでしょうか。

とあるワイドショーでは、仕事の関係と存在意義の関係は成人男性を怒らせやすいという話をしていました。

だからお前は安月給なんだよとか、いつまでたっても出世しないとか、本当のお父さんじゃないのにとか。

たしかに言われると心にトゲが刺さったように痛い。

でも子供に罪はない。

32歳義父が心から反省なんてするとは思えません。

極刑を望みます。

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