大井川鉄道トーマスフェア2019

こんにちは!トーマス大好きおじさんです。

今年もやってきましたトーマスフェアin大井川鉄道。

ようやく今年もトーマスが走ります。毎年やってくれるので待ち遠しいですね。ってことで初日に突撃してきました。

新金谷の車両基地へ。時刻は午前8時30分。

思ったよりも人が少ないのですね。

それもそのはずで、トーマスフェアはこれから約半年の間、基本的には土日、お盆は平日もトーマスが1往復、時にはジェームスも1往復してくれるのです。

長い期間継続することで集中しすぎることはないのでしょう。今年で7年目ですので目新しいわけではありませんからね。

新金谷の車両基地見学を申し込みました。大人は500円で、小学生以上からお金が必要です。缶のマグネットが1個記念でもらえるので、まあ高くはないかなと思います。マグネットだけ購入すると330円だそうです。

車両基地自体は、外側から見える部分がほとんどなのですが、直近に止まっているトーマスと写真撮影ができるというところが特典なのでしょう。

基地に入っていくと、ボイラーが開いたままの蒸気機関車がメンテナンス中ということで止まっていました。電気機関車の台車部分も外れていて、こちらもメンテナンス中でした。

新金谷と千頭駅を模したプラレールのセットも設置されていて、無限ループ構造になっていました。プラレールのトーマスシリーズも大人気ですからね。

本日は2019トーマスの初日ということで、10時から開会式をやるそうなので、虎ロープの規制ぎりぎりに陣取って待機していました。真正面のいい位置ですので楽しみに待っていました。周りも鉄道ファンだらけです。トーマスフェアにはもいっぱい来ています。

規制線とセレモニーのテープカットゾーンの間は、本来何もないはずなのですが、報道を無限にその間に入れてきたので、この点が非常に残念でした。

せっかく最前列を確保したのに、報道が脚立と三脚を立てまくり、一般のお客さんからきれいに見通せないのです。きれいに見えないというか、サッカーでいうところのフリーキックの壁状態で、全然見えません。

報道の中には脚立を使ってカメラで撮影する人も当然いるんでしょうが、それ以外の、ただ見ているだけの報道関係者は、一般のお客さんから見てもただの壁で、邪魔でしかありません。

大井川鉄道の広報の人でしょうか、「開会式が始まる時には規制線の外側に出るようにお願いします。一般のお客様には申し訳ありませんが、規制線の内側には報道陣が入りますのでご了承ください。」って電気メガホンで呼びかけをしています。

ふぅ(興覚め)

ちびっこのためにやるんじゃないんですよね、このセレモニーは。

トップハムハット卿役の太っちょ外国人も来てくれましたが、後は市長なのか町長なのか、ソニーのお偉いさんとか、そういった人のためにあるんだな~と感じたら、酔いがさめてしまいました。

広報の人も報道に向けてにこやかに「準備いい?準備いいね?いくよ?」ってテンションが上がってるようで、一般のお客さんに対する配慮が欠けているように思います。

少なくとも、「見ているだけの報道陣は規制線の外側に出せよ」と思いました。

報道がそれを撮りたいのかは知りませんが、このセレモニー自体はだれのためのものかわかりませんでした。少なくとも一般のお客さんのためではないと感じたので、セレモニーが始まる前に離脱しようと思い、陣取った場所を開放して転車台でトーマスを見ていました。

新金谷初のトーマス号は、車両基地からは10時05分頃に発進し、 午前10時38分に出発します。千頭には午前11時54分着の予定です。

ジェームスが走る日は、ジェームス自体は午前9時30分頃に車両基地を出て、午前10時ちょうどに出発し、千頭着は午前11時13分となっています。

SLは車両の前後がはっきりしていますので、転車台で回転させて方向を変える必要があります。新金谷と千頭には転車台があるので、回転する様子も見ることができます。

ですが、SLが千頭についた時と新金谷についた時に方向転換しているので、あさイチはSLの転車は見れません。千頭でお昼ごろ、新金谷では夕方転車台が使われるのです。

さてトーマス号ですが、ベースは大井川鉄道のC12、50号機です。そんなにパワーはありませんので、トーマス号の7両の客車を単独で引くのは厳しく、後ろから電気機関車E10が押してくれています。

このE10がまたかっちょいいいですよね。地味な役割をこなしているところですが、メインで客車を引いてもらいたいなと思っています。

千頭駅ではトーマスフェアが始まっていて(入場料は小学生以上650円)、パーシーとヒロ(どちらも動きませんが)がお出迎えしてくれます。塗装はばっちりで、ボタンでお話ししてくれます。

位置的にも千頭で休憩中のトーマスが並びに入ってくれる位置で、顔がずらっと並ぶ姿は見ていて楽しいです。

ちなみにパーシーとヒロは運転台に上がることができて(しかも無料)、本物のSLを触る体験としてもよいものと思います。

新しい試みなんでしょうか、トーマスシリーズの「ウインストン」と「ラスティー」が登場していて、小学生以上一人300円ですが乗ることもできます。千頭駅構内のある程度の位置を走ってくれます。

ラスティーは井川線の機関車が後ろからプッシュしてくれる感じでした。ゆっくり車両基地を移動する体験は貴重です。いたずら貨車も見れるのでお子さんにはいいと思います。

ウインストンは並んで座って自転車をこぐようなアトラクションになっているので、暑い日は厳しいような気がしました。

他にはいわゆるミニ列車、またがって乗るタイプのトーマス号、電動の一人用カート(もちろん見た目はトーマスと仲間たち)などもあって、いろいろ子供の興味を引きまくる仕組みになっていました。

千頭駅付近はちょっとした商店街になっているのですが、川根茶のソフトクリーム350円や、水出し煎茶150円などがよく売れているようです。暑い日にはいいですね。

千頭駅構内にも仮設休憩所がたくさん設置されているので、お弁当をもってきて食べることもできます。もちろん構内でも販売しています。おでんやかき氷を食べている人が多かったですね。ジュースは自販機でも180円とちょっと高めの価格設定ですので水筒を持参したほうがいいでしょう。

車で出かける方は新金谷の駐車場が高いので、早めに出てコインパークを使用したほうがいいかと思います。でも天井知らずの30分100円ですので時間に注意です。

千頭がまた駐車場が少なく、500メートルほど離れた場所に臨時パーキングを設置していくれています。500メートル、約8分を歩くのがなんともなければ台数はかなり停めれそうです。

千頭駅周辺は完全に山あいの集落です。都会の喧騒を離れるには非常に良い場所です。

寸又峡温泉、接阻峡、奥大井のダムなど、この夏お出かけになってはいかがでしょうか。お子さんも喜ぶこと間違いなし!

ではまた!

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