京都観光 世界遺産龍安寺
こんにちは。
京都観光、してますか?
騒がしい京都ではなく、渋くて風情のある京都観光を計画している方、オススメのスポットがあります。
世界遺産、龍安寺です。
京都市街地の北西部に位置しており、仁和寺、金閣寺とも近い、きぬかけの道のある世界遺産。
是非旅のプランに加えてください。
龍安寺も駐車場が整備されているので、車を使って京都観光する人にはうれしいです。
龍安寺といえばまず石庭が有名ですよね。
エリザベス女王が来日の際に拝観した、世界に名だたるロックガーデン。
白砂と岩の枯山水庭園には、15個の岩が置かれています。
ただし、どんな角度から見ても、全ての岩を同時に見ることはできないように計算されて設計されているのです。
と、いうのは昔の話で、今はドローンから、真上からなら見れるのでしょう。
石庭を設計した人は、空からの視点で設計を行っていたのではないかなと思います。
この石庭は、龍安寺に入るとすぐに、左手に見えてきます。
多くの人はここで座って、本当に全部の石が見えないのか確認しながら、石庭の美しさを堪能しているのです。
ちなみに石庭の写真を撮るなら、入って一番左の隅から撮るとおおよその全景が映ります。
そこだけ少し低いとこまで入れるので参考にしてください。
で、案の定写真撮りたい人の列ができてしまうのですが。
でも、龍安寺に来るような渋いひとは、写真ポイントごときで割り込んだり争ったりしませんね。
心ゆくまで堪能してください。
先へ進むと、有名な「吾唯足るを知る」の文字が彫られたつくばいがあるのです。
足ることを知り、求めすぎないということですね。
求めすぎると、自分が幸せになれないということです。
私はまだこれだけしか持っていない、もっと欲しいって思うと、自分に不満が生まれてしまう。
逆に自分が満足しているということがわかると、自分はこんなに持っていて嬉しいなと、幸せになれるということですね。
幸せはいつも自分の心が決めるって、相田みつを氏の作品にもありましたね。
仏教の考え方なんですね。
きっとみつを氏も仏教を学んでいるに違いない。
知りませんが。
つくばいを過ぎたら、こんどは大きな椿の木があり、時期によってはものすごい鮮やかな赤い花が咲くんだそうですが、私はまだ見たことがありません。
初夏に行くのも楽しみが増えていいと思いますよ。
そんなこんなで方丈を後にして、庭園を拝観しながら帰路につくのですが、ものすごいでかい石のある林を歩いて行くことになります。
林の中にはさすが龍安寺というべき、ものすごい大きな石があちこちに置かれているのです。
その存在感は半端じゃありません。
石の庭って、枯山水だけじゃないんですね。
そして林はもみじだらけです。
さらに地面は苔だらけです。
新緑の時期もいいし、雨が降っても素敵だし、紅葉のシーズンもコントラストが映えること間違いなし。
林を抜けると、こんどは左手に大きな大きな池が見えてきます。
この池は鏡容池(きょうようち)という名前がついていて、その名の通り、鏡になるのです。
貴族が船を浮かべて楽しんでいたそうです。
石庭とは違った、カラフルな龍安寺がここにあるのですね。
龍安寺って石庭だけじゃないんですよ。
季節によっていろんな表情を見せる神社仏閣、素敵ですよね。
ぜひ世界遺産龍安寺を旅の行程に追加してください。
さ、京都、行きましょうよ。
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