京都観光 世界遺産二条城~大政奉還150周年記念ライトアップ~
こんにちは。
京都間かなあ、してますか?
京都のお城といえば、伏見城と二条城が有名なとこでしょうか。
秀吉が一時天下を構えた伏見城、徳川慶喜が大政奉還を行った二条城。
今回はその二条城についてです。
旅の参考にしてください。
今年(2017年)は大政奉還150周年ということで、記念のライトアップを行うとのことで、行ってきました。
場所的には京都の二条にあるから二条城なんですね。
二条城前の交差点はカオスなので車で行く方は注意してくださいね。
元離宮二条城
住 所 京都市中京区二条通堀川西入二条城町541
アクセス 市バス「二条城前」、地下鉄東西線「二条城前」(駐車場もあります)
京都の堀川通りに面して、二条城の大手門があるのですが、大手門が思いっきり光を浴びています。
暗闇に浮かび上がる真っ白な城門。威厳がありますね。
門をくぐって中へ入ると、坂本龍馬、徳川慶喜、西郷隆盛の等身大パネルが置かれていました。
徳川慶喜の身長は150センチくらいだったそうです。わりと小柄だったんですね。
西郷隆盛なんか、大男のイメージがありますが、そうでもありませんでした。
現代は栄養のバランスが取れた食事をとることができます。そのせいで平均身長も伸びたのでしょう。
こうした日本の近代化に、大政奉還が大きな役割を果たしたということなのかと思います。
二の丸御殿唐門。極彩色と金ピカです。
非常に美しい建築物です。こんなきれいな状態を保っていたのかと思いきや、2013年に改修を行ったそうです。天皇家の菊の御紋になっているのがわかります。徳川家から天皇家へ所有者が変わったということなんですね。
二の丸御殿の入り口は、プロジェクションマッピングで色鮮やかでした。当日は雨でしたので、若干光線がさえぎられているとは思いますが、戦国風の音源と映像でかなりテンションが上がりますよ。
二の丸御殿内部のライトアップを一般公開するのは今回が初めてということで、わくわくしながら御殿へ入りました。
(残念ながら内部は写真NGということでした)
入ってすぐに迎えてくれたのは、金屏風に描かれた洛中洛外図でした。手が届く距離においてくれていますが、高精度レプリカということですので安心しました。清水寺とか二条城とか特徴的な建物は確認できるのですが、達筆すぎて説明書きが読めないという悔しい状況でした。これを見ているだけで30分以上かかってしまいますので、満足したところで二の丸内部へ進んでください。
老中の間、黒の間、白の間、いろいろな名前の付いた部屋があります。それぞれの部屋にはそれぞれの役割があったんだということが、説明文を見てわかりますよ。
天井に描かれた模様や、ふすまに描かれた虎、松、桜等々、絢爛豪華な作りになっていますが、どうしても見てほしいところがあるのです。それはどこかといいますと、ずばり「欄間」です。欄間に彫られている孔雀をぜひ見つけてほしいのです。一般家庭にあるような欄間とは、大きさがまるで異なるのです。
奥のほうに進んでくると、慶喜公と家来たちの、大政奉還の様子が再現されている部屋がありますが、この部屋も豪華な細工がされています。天井も広いし、こんなお屋敷に住んでみたいものです。
さらに奥には、将軍様の居室寝室があるのですが、ここまでの床は総じて鴬張りでした。
ウグイスがなくように、歩くとキィキィと音がするように作られているのです。
侵入者の検知のため、このように設計されていたのだそうです。
すごいですね。
ってことで二の丸御殿から出て、御殿の右側を進んでいくと、宝物館などがあるのですが、夜間は閉鎖されています。
私が行った日はライトアップ記念行事ということで京都のお土産屋さんが露店を出していました。私の好きな朝日堂さんもお店を出していたのでついつい寄り道してしまいました。
今回のライトアップは、平成29年10月22日(日曜日)までとなっています。
時刻は18時~21時(閉門21時30分)ですので、お間違いのないように。
いかがでしたか?大政奉還150周年記念ライトアップ、素敵でしたよ。
京都は夜間の観光資源に乏しいと言われていますが、すでにある素晴らしい観光資源をうまく生かしていると思います。この時期に京都を訪れる方、二条城のライトアップを旅の計画に組み込んではいかがでしょうか。
さあ、京都、行きましょうよ。
楽しい旅、しましょう!
ありがとうございました。
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