食べログ?なにそれ?
こうしてブログを書いていると、最初は誰も見てくれないのだから不毛なように思える。
でもインターネットが標準になってからは自分の意見を世界に発信できるようになった。
これだけでもすごいことだ。
だからこそ発信内容には責任が伴うのだが。
かつては食べログでラーメンのレポートを何度となく記録していた。
別に食べログに投稿したからって、なんの得もない。
割引になるわけでもないし食べログからの報酬もない。
一体なんだったのか。
ただの自己満足で、食べログの養分だった。
情弱というのは怖い。
単なるおめでたい養分。
いつしか食べログは、対象の飲食店から金をとって、食べログに店を載せるかどうするか決めるようになった。
プレミアム会員でなければランキングを見れないし、普通の会員からも金を取るようになってしまった。
あれ?食べログ…?
すごい違和感だった。
食べログは広告で稼いで、いろんな店の評判を集め、食レポライターに還元するっていうビジネスモデルじゃなかったの?
レポートを投稿した人には何の還元もないのだ。
かつて記事のネタとして、
冷やし中華を食べた話を書いた。
要約すると、
800円と表示されたメニューを見ながら注文した冷やし中華を食べて、帰りにレジで払おうとしたら、
「値段が間違っていて850円だから」
と言われて、驚きのうちに払わされた。
という話。
そんな対応あるかよっていう話を食べログに書いたら、
「トラブルの元になるような書き込みはガイドライン違反」
っていうメールが来て、書きこんだ内容が運営によって下書きに戻された。
食べログがお店から文句言われても困るって話だね。
要するに味の話しか受け付けませんってことだね。
ぼったくりだとか、雰囲気悪いだとか、客層がよくないとか、本当に知りたい内容が書けないってことなんだね。
店にとってはマイナスになるような話だけど、客にとってはそういう店を避けることができる。
ユーザーにとってはプラスだろう。
本当にいいサービスをしているところには有用だけど、そうでないところが不利にならないようにしているといえば聞こえはいいだろうが、実質的にはプラスの内容しか受け付けない、不親切なガイドラインではないか。
マイナスの評価も書き込めるようにしないと、本当の口コミにはならないでしょ?
だから私は食べログから卒業した。
あのサービスで本当にいい店は見つからない。
やばい店を避けることができない。
さようなら、食べログ。
もう食べログを使って飲食店を探すことはありません。
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