昆虫採集の話 コオロギ一網打尽〜繁殖
秋は鳴く虫がたくさんいる。
特に夜は大合唱。
鳴く虫の正体、見たことありますか?
気になりませんか?
はい、昆虫採集行きます!
近くの公園へ行きましょう。
あんまり手入れがされていない方が、昆虫たちはうれしいようです。
隠れ放題ですからw
今回はコオロギをターゲットに絞って、夜に鳴いてもらうことにします。
いろんなコオロギがいますが、エンマコオロギ、ミツカドコオロギ、ハラオカメコオロギの3種が図鑑に載っているので、全種類いければ面白いなと。
で、公園。
草生え放題でまさに草原。
草が生えてるとこからあまり生えてない方へ追い出すのがオーソドックスなやり方でしょうか。
リーリー鳴いてるとこを後ろからガサガサやると、生えていない方へ移動してくるのです。
ただ、追い出した先が芝生程度の生え具合でも、コオロギさんたちはあまり目立たない色なので、全然わかりません。
公園ならではのアスファルト方向へ追い出しましょう。
できれば挟み討ちがいいと思います。
素早くガサガサやって、アスファルトを見て行くと、茶色いやつらがピョンと跳ね出してきます。
連続ジャンプでどんどん逃げるとこを、はいつくばって捕獲!
この時に、あらかじめ用意した昆虫捕獲器が大活躍します。
何って?ペットボトルの上半分だけ切ったやつです。
ターゲットの上からカプッとかぶせるだけです。
地面が平坦なとこでは効果絶大。
この簡易ペットボトル捕獲器を1人2つ持って、両手にスタンバイしてからガサガサをはじめましょう。
かぶせた後は、クリアファイルですね。
捕獲器と地面の隙間から、逃げられないように注意して、クリアファイルを入れてあげる。
コオロギさんがクリアファイルに乗ってくれれば、素早くひっくり返します。
はい、捕獲完了。
クリアファイルなんていらねーぜ
って人は、ペットボトルを曲げながら、追い込んでひっくり返すのがいいでしょう。
この捕獲器を使うことにより、手づかみで潰してしまうことがほとんどなくなりました。
そして手の数よりも多くのターゲットを一度に捕獲することができるのです。
3匹目からは手づかみですけどねw
コオロギの特徴としては、壁を登るのが苦手なとこでしょうか。バッタと違って地面に隠れるため、上に登る生活は想定されてないようです。
で、有効なのは、壁に追い詰めるという方法です。
ブロック塀の場合は穴あきブロックに注意してください。
彼らは壁登りが苦手なので、無理に登ろうとするけど素早く登れないのです。
壁際を横へジャンプする奴や、やむなく逆戻りしますが、壁際のコオロギは捕まえやすいですね。
まさに一網打尽。
今回は捕獲器が大活躍しました。
飼育、繁殖ですが、第二関節くらいまでの土を入れてあげた飼育ケースに、そこらへんでむしった草を、ケースの半分くらいが隠れるように入れてあげましょう。
たまに湿度保持のために水を吹いてあげます。
餌はなんでもいいのですが、余った野菜と残飯の肉か魚で良いでしょう。
しらす干しをあげても食べます。
いつのまにか土の中にタマゴを産んでくれます。
コオロギに限った話じゃなくで、バッタでも捕獲器が有効でした。
とても手ではさわれないやつも、この捕獲器があれは大丈夫。
どうしようかと考える余裕が生まれます。
今回の番外編で1番良かったのはオオゲジでした。
苦手な人はここで逃げてください。
採集したオオゲジ
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また昆虫採集しようっと!
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