コインハイブ?なにそれ?

コインハイブの取り締まりでだいぶ炎上しているようです。

サイトを見にきた人の端末のプロセッサで、仮想通貨モネロの計算を行い、コインハイブ社とサイト運営社のモネロアドレスに対して、計算の成果であるモネロを送金する。
閲覧者にはマイニングしてることは知らせない。
cpuの使用率は50パーセント以下で、閲覧に支障はない。

こんなとこでしょうか。

一方広告はどうなんでしょう。

サイトを見にきた人に対して、予期しない広告を行い、広告代理店とサイト運営社に対価としての現金を支払う。
もちろん、サイトを見るにも端末のプロセッサは使う。
広告ブロックのプラグインは一般的なんですか?わかりませんが。
広告にはもちろん承諾もない。
重たい動画広告が出る可能性もある、と。

広告が一般的かどうかというと、まあほぼ全てのサイトには広告があるんでしょう。
サーバー借りるのにもお金がかかりますからね。
プロブロガーなんてアフィリエイトも貼りまくるし。
だから、本来見たいもの以外も目には飛び込んでくるわけです。

サイトを作る人、ブロガーは、完全にボランティアじゃありません。
ネットに溢れる情報は、タダなものばかりではないのです。
まとめサイトも賛否ありますけど、まとめてくれる人には対価があっていいんじゃないでしょうか。
って事で、本来はサイト運営者に報酬があってしかるべき。
今はグーグルが圧倒的だけど、ALISって仮想通貨もあって、いい記事にアリスを送ることができる。
投げモナコインみたいなこともできる。
いろんな収益のやり方があっていいはず。
人生いろいろ、サイトもいろいろです。

目に見えるべき、閲覧者に見せるべき広告。
見せる必要のないマイニング処理。
この特性の違いが、本質をわかりにくくしている。

事前の通知があればよかったのか?
「このページには広告が出ます。嫌な人は見ないでください。」
ってならないですよね。
「このページにはマイニング機能があります。嫌な人は出て行ってください」
って、出しとけばよかったのか?
問題の本質はそこではないと思います。

「勝手にリソース使われたから」
っていう問題でもない。
それは広告と同じ。
画像や動画の表示に、cpu使いますよ。
「今から表示する広告は、あなたの端末のcpuの5パーセント分を使います。よろしいですか?」
「この計算ソフトを使ってマクロを実行すると、cpuの7パーセントの処理能力を使って、約3円分の電力を消費して、メモリをこのくらい占有しますがよろしいですか?」
みたいな世の中、嫌ですよね。
「このパソコンを使ってインターネットに接続すると、パソコンのリソースを消費しますがよろしいですか?」
って、ボタンは「はい」しか押さないでしょ。
そんなとこを気にするならインターネット、じゃなくてパソコン使うのやめてください。

どのくらい消費するかのところに明確な線引きってできないですよね。
端末いろいろ、cpuの稼働率いろいろだから。
だからコインハイブのcpu占有率で線引きはナンセンス。
論点はここでもない。

例えば騙しで、便利ツールの中にマイニングプログラムがあれば、悪意があるなって話になると思いますが、今回はそういう事例ではないのです。

パソコンが壊れるほどのcpu使用率ってこともないでしょうし、コインハイブのせいでパソコン壊れたって話もない。
動きが重たくなるっていうのはほかの要因もあるでしょう。
その因果関係が、本当にコインハイブありきの事象なのかっていうことを、報道もしっかり書いてほしい。
原因をしっかり確かめたのかどうかわからないですからね。

そりゃあどんなサイトでも見れば、多少パソコンのリソース使うんだから、リソースモニタ見ながらマイニング始めれば負荷がかかってますねって話にはなりますよ。
そんなの当たり前のことだから。
ていうか、その負荷には耐性があるんですよ。
cpuは使うためにあるんですよ。
パソコンは使うためにあるんだから、使えばいいんですよ。

コインハイブに限った話じゃないけど、連続稼働やると熱がこもりますよね。
熱に耐えれないと端末が立ち上がらなくなってしまう。
だからサーバルームは冷え冷えにしておくわけで。
24時間365日のサービスだってあるでしょう。
でも、コインハイブでそんな話聞かないですよね。
ずーっとコインハイブマイニングして、火事になったって話も聞かないですよね。
パソコンはそんな簡単に壊れないよ。

使い過ぎればオーバーヒートするのって、コインハイブに限った話じゃないんですよ。
どんなものだって、かたちあるものいつかは壊れるので。
一般的な家電は回転系のユニットから壊れるようなイメージがありますが、まあ、物理的に擦り減るものはみんな寿命があるんでしょう。
cpuは回転しないので、hddから壊れていくんでしょうか。
回転の具合によるのだと思うので、どっちが先とかいうのは議論にならないのだと思います。
だから、コインハイブが原因の被害ってないんですよ。
広告が原因の被害ってないでしょ。
似たようなもんですよ。

「パソコンを買い換えた人もいる」とか、ホント何言ってんのかなとあきれてしまう。
コインハイブが原因でパソコン買い換えた人はどんな形でもいいから情報発信してほしいです。
ただ、コインハイブが原因であることをはっきりさせてからにしてください。

コインハイブによって、どの程度被害が出たのか?
具体的にどのような被害が出たのかわかりません。
被害者っていうのも名乗り出ていないですよね?

だから広告と似たようなもんなんですよ。
電通とか博報堂が、コインハイブになっただけ。
サイバーエージェントがコインハイブになっただけなんです。
どこにお金が落ちるのかっていう図式が、少し変わっただけなんです。

広告が出るサイトをウイルスだって言う人、いないですよね。
意図しない広告であったとしても。
今や広告の出ないサイトなんて珍しいから、それが普通になってしまっているだけで、広告を出してほしいって言う人いないですよね。

ネットが普及し出した頃は、なんでこんな広告が出るのかなあっていう思いを持った人も多いと思います。
時を経て、それが当たり前のことになった、珍しくもなくなったっていうだけのことで、意図しない広告表示はネットに溢れてます。

コインハイブが、今は普及していないけれど、今後増えてくれば、広告と同じようにそれが当たり前の世の中になるでしょう。
意図しないマイニングって言うだけで、広告と同じように実害はないんですよ。

明示していればよくて、表示がなければダメ?
同じプログラム使って同じことしているのに?
予期せぬ動きをしているからってことで?
Googleのターゲッティング広告は予期しているんだね?
Facebookの情報収集はわかっているんだね?

アプリを使うときに、まさか海外のサーバにユーザエージェント情報を送信しているとは思いませんでしたって言うのと似ているかな?
アプリはまだインストール時に承認させられるからいいかな?
ボンヤリと大きな権限に同意させられるけど。
細かいことはわかってないでしょ?
同意しないと使えないから同意してるだけでしょ?
どんな通信があるか、何をどこへ送っているかなんて、パケット拾っていかないとわからないでしょ?
意図してない通信がどれかなんて、拾いきれないから簡単にはわからないよ。
本来の目的とは違うから?
バックグラウンドで動くから?
実害はないのに?

さあ、それはウイルスなのか?
とことん裁判で争ってもらいましょう。
web広告のあり方も問われるかもしれません。
するとそこにはGoogleと戦う未来もある。

日本のエンジニアが注目していますよ。
モロさん、頑張ってください。

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