ラーメン屋の相席ってさ

昼は近くのラーメン屋へ。この街で1番うまいっていう店のネーミング。
ほんまかいな。

混み出す前ってことで11時50分にギリギリ入ると、そこそこ席埋まってるな〜。

中華そばとかやくご飯を注文して、割と早く出て来た。
中華そばはスープ甘めだな。
かやくごはんは、まあ普通だわ。
総じて普通。
次回くることがあれば、同じメニューは頼まない。

この店はカウンターが少ないので、1名様の客も4人がけのテーブルに1人ずつ座っていくような感じで席が埋まっていく。

1人だったからね、カウンターがあればカウンターに座りますよ。
でもね、テーブルしかないし、入った時にお席の案内もないし、空いてないしってことで、4人がけのテーブル席にひとりで座るわけです。

向かいのテーブルには、やはりお一人様がいる。
私のすぐあとに入ってきた客だ。
70くらいの男性で、喉にタンが絡んでるのかなー、カーッってよくやるんだわ。
やだなー、きたねーなーって思っていた。
しかもタバコふかしてさ、こっちはラーメン食ってるっちゅうの!
こりゃ早く出よっと。ドンドン客が来て満席だし。

って思ってるそばから客が来て、ハタチくらいの若い女の子二人組が、席を探している。
ハタチくらいの若い子が相席なんてそんなに経験ないだろうし、相席するくらいなら待ってるだろうし、早く食べて出て席を空けてあげようと思った。
案の定まごまごしてる。

そんな時、店主かなー、先代かなー。
厨房が当代だろうから、先代ってことにする。
向かいのじいさんに、相席お願いできない?なんて話し始めた。
滑舌が6割くらいだからさ、何言ってんのかはっきりは聞こえない。
わりーんだけど相席って言っているのは聞こえた。
向かいのじいさんは注文してまだ食事が来ていない。
あいかわらずタバコふかしている。

女の子たちをそこに座らせるのかなーって思って見てたらさ、なんと、じいさんが私の座っているテーブルの斜め向かいの席に移動して来た。
しかもタバコふかしたまま。
じいさん、こっちにはなんも声かけないのね。

おいおい。
先代の指示なのか、客のじいさんの判断なのかわかんないけどね。
私にひとことの断りもなく。
じいさんには声をかけるのに、私には声をかけないのかい。
こっちもいい大人だからさ、「相席いい?」って言ってくれれば、「ああ、どうぞ」って言う準備はできてるからね。
でもひとことも声かけずに、タバコの臭いがプンプンした、タンのからんだじいさんの相席って、失礼じゃない?

むこうに声かけて、こっちに声かけないって、ナメてない?
もうね、腹たって仕方ないわ。
ますます早く店を出たい。

今時昼飯時に禁煙じゃないっていうのがダメだよね。
ラーメンの香りはタバコの臭いでマスクされてる。
少しは美味しそうな香りがするはずなのにな。
先代がタバコ吸うから禁煙にできないってやつかな。
先代は引退すればいいんじゃん?
ホールスタッフとしては機敏じゃないし、客を不快にさせてる。

くっそーと思いながら、イライラしながら早く食べてたんだけどさ。
その日はやや気温が高めで、扇風機がついてたんだけど、タバコじいさんの向こうから風が来るわけで、それが余計にタバコ臭さを感じてる原因だった。

なんかね、虫が飛んでるわけよ。
小さなハエ。
そのハエがさ、扇風機の風にあおられて、ラーメンどんぶりのフチに着地ですよ。
着地っていうか、墜落。
夏になると風呂によくいる逆ハート型の羽をしたアイツ。
見事にどんぶりのフチに墜落して、ラーメンの油でビタビタになってる。

ふざけんなよ〜。

親指でそいつをどんぶりのフチにから外側にスライドさせたけど、羽の黒い粉が筋状に残ってる。
キッタネ〜な〜も〜。

はい、無理。

8割以上食べた頃だから、文句言ってももう一杯とか食べれない。
この状況からもう一杯食べたいと思うような味じゃない。
またこの店に来たいとも思わないからタダ券もいらないし。
今回タダにしてくれるっていうパターンも考えたけど、こっちが頭下げるようなマネはどうしてもできない。

はい、離脱。

中華そばのセットで810円だったかな。
会計は先代のじいさんだった。
「相席すいません」って、最後までなかったな。
相席なんて当たり前だと。
そんなことろにひとこと求める私の心が狭いってことね。
勉強になりました。
二度と行きません。
ありがとうございました。

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