戦略に批判してるみたいだけど
試合に勝っているチームが、相手のコーナーでボールキープするのはよくある光景だよね。
決定機にカード覚悟でファールして止めるのって、よくある光景だよね。
ボールキープで時間稼ぐことは作戦としてあるわけだ。
やばいところを退場覚悟で止めることも作戦の1つだろう。
何が言いたいかって?
代表のポーランド戦で、その戦略を批判するんじゃないってことです。
ルール内で決勝に残るために取り得る戦略の1つでしょ。
セネガルが追いつかないことを見越してキープに走った。
コロンビアが先制するまではガツンガツン攻撃してたでしょ。
日本が負けて、セネガルコロンビアがドローなら敗退だから。
ところがコロンビアが先制してしまった。
バランスが壊れる。
この状況ならギリギリで通過できる。
誰も予想してなかったでしょ。
そう、日本は負けても突破の可能性があるのだ。
セネガルが勝てばそれでいいけど、コロンビアが勝っても、イエローの差で勝てる。
誰もこうなるとは思わなかったよね。
だから、突破するための戦略としてキープすることになった。
いいんだよ。
それも戦略。
ポーランドもボール取りに来ないし。
突然座り込んでプレーを切ろうとしたけど。
あれも変なプレーだけど。
無理やり倒れさせてボールもらおうとしたんでしょ?
批判されて然るべきだよね。
シミュレーションだよね。
日本にとっては、1つでも多くの試合をして、日本サッカーのレベルを上げることに意味があるはず。
だとすれば、ルール内で取り得る最善の選択をするのが一番国益にかなってるだろう。
トーナメントに出ることが全てですよ。
ポーランドには申し訳ないけど。
コロンビア頼みという他力本願だけど。
裏目に出れば批判で袋叩きだけど。
そのリスクを取って、ボールキープに徹した。
そしてその戦略がうまく行った。
西野采配、大当たりですよね。
西野監督も悔しそうな顔してたよね。
悔しいに決まってるでしょ。
苦渋の決断だよね。
究極の選択だって言ってます。
攻めて勝ちに行きたいに決まってるでしょ。
気持ち的には攻めたい。
攻めて勝って自力で決めたい。
西野監督だってそういう気持ちはあったでしょ。
主力を休ませたところで、
バランスが大きく崩れて得点できそうにない。
先制されて後がない。
2点目の失点は命取り。
そこにコロンビア先制。
冷静に考えて、このままなら勝ち抜けだ。
イエローの差で勝ち抜けだ。
リスクをとるよりも、キープの方が安全だからボールを回そう。
この判断ができるなんてすごいと思わない?
ビビりっていう批判はあたらないよ。
リスクヘッジマネジメントの賜物だから。
日本を決勝トーナメントに導いてくれた。
2点目を取られれば終わっていた。
テレビではずるいだの、サッカーじゃないだの言っているが、ルールの中でやってるだろ!
日本人なら日本の戦略に理解を示せよ!
この戦略に批判するってことは、ワールドカップのルールが気に入らないってことでしょ?
日本は定められたルールの中で突破のため最善を尽くしただけだから!
気に入らない人はFIFAにメールでもすればいいんじゃん?
日本がこんなサッカーをできるようになったんだぞ!
ワールドカップで決勝トーナメントに進むためにボールキープで時間稼ぎだぞ!
すごいと思わないか!
うおー!
決勝トーナメントの表、見た?
どの試合も見たい。
一戦一戦が決勝かと思うくらい。
そこには日本って書いてあるんだよ!
トーナメント初戦はベルギー。
FIFA3位。
楽しみだ。
ワクワクしてくる。
まだまだワールドカップを楽しめるぞ!
西野ジャパン!ありがとう!
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